●真田幸村●
貴女という雨夜の星を見つけ恋焦がれる。
政宗公の妹君のお話。捕虜として武田へ行くことになります。
兄にはもちろん、家臣たち皆に大事にされ育てられてきた姫。
姫は初めなかなか心が開けずにいますが、人の温かさというものに触れ、序所に本来の優しさを垣間見せるようになってゆきます。
そんなほのぼのとしたやわらかいお話をご堪能ください。
●前田慶次●
甘く儚い望月を君へと重ね恋をする。
記憶を無くした姫のお話。
母より伝わる異国の血のせいもあり、髪は薄い金色。瞳は灰色に縁取られた空色。
時は春風がやってきたころ、ひとりの青年と出会いが姫の運命を変えるのでした。
甘く、甘く・・・をモットーに書いてゆきます。恋をして、だんだんと変わってゆく姫の心境をお楽しみください。